亜希子・食料係に降格!
なんてこったい! 寝床でぬくぬくしてる間に、降格人事で食料係になっちまった U+_+U
何とか手柄を立てて、第一線に復帰しなきゃ、殉職したおっさんに申し訳ない
ヾ(--;)ぉぃぉぃ 勝手に殺すな!
「亜希子 起きろよ」 「あっ!ボス せっかく気持ちよく寝てるのに、なんか用ですか?」 「夕べは酔っ払いに絡まれて、眠いんですが・・・」 「ぷぷっっ!それは災難やったな〜」ヾ(^-^;) 「でもな、今日は久しぶりの出動だぞ、ハヨ起きろ!」 今朝は寝起きの悪い、亜希子であった |
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「あんまり気乗りしないのですが・・・」 「他のメンバーに代わっては貰えませんか?」 「ヾ(--;)ぉぃぉぃ お前は今、わがまま言える立場じゃないんだぞ」 「今日は特別に、美人秘書を付けてやるから、文句言わんと行って来い!」 |
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\U^ェ^U/秘書か!うちも出世したもんやな〜 そろそろ役付きかな? 寒いからストレッチして行こ・ギュ〜〜〜ゥ! 食料係に降格されたとも知らず、のんきな亜希子だった |
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「亜希子さん、寝不足のところご苦労さんですね」 「今日は私が運転しますから、ゆっくり休んでて良いですよ」 「チェッ!何が美人秘書や!」 「ボーシ ず〜っとかぶっとけよ」・・・U・ェ・;Uボソッ (__|||) ・・・ |
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いったい、今日のミッションはなんじゃらほい? 秘書が仕切ってて、うちにはなんも知らされてない もしかして、信用されて無いのかな? そう言や〜、最近干されっぱなしやしな〜 |
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U・_・Uん?木立の向こうに見えるのは、遊の里温泉! 「ホントは昇格祝いで、温泉で骨休めしろってか?」 ^ェ^ 「そっ・それは無いと思いますよ」 (^_^;) |
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U+_+Uゲッ! 『今夜の鍋の食材を探せ』だと! なんでうちがそんな仕事せんといけんのやねん! 「最近成績が上がってないんでしょ?」 「どうも、そのせいらしいですよ」 ......\U≧_≦Uぎょぇぇぇ えらいこっちゃ! |
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「何かありましたか?」 「な〜んにもありゃせん!まだまだ山菜の時期じゃないしなあ!」 あっちの土俵の方へ行ってみよう・・・ |
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「wU^ェ^Uw オオー! ちゃんこの臭いがする!」 「ホントですか?」(;¬_¬) ぁ ゃι ぃ 「ホントやで、玉春日の臭いもするぞ!」 (玉春日ってこの町の出身なんよ) |
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「ガァ〜!ガァ〜!」 おおっ〜!鴨が居るぞ!あれって鍋に入れるにゃちょうど良いぞ! どうやって捕まえようかな?相手は飛べるし・泳げるし・・・U-ェ-;Uゞウーン 「みんな、変なのが来たわよ 用心しましょうね〜」 |
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よし!ちょっと古いけど、ナンパ作戦で行こう! 「ヾ(¬ェ¬ ) もしもし鴨さん、ちょっとお話でもしませんか?」 「その辺で、お茶でもしながら・・・どうですか?」 「ちょっと水から上がって来てくれませんか?冷えるでしょ?」 |
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「ヾ(▼へ▼)〃イヤダ!! そうやって騙してあたしらを食べるつもりでしょ?」 「そんな古い手に乗るもんですか!」 「バ〜カ!・デブ犬!」 「ちぇ!・・・ばれたか!」 こいつら持って帰ったら、また第一線復帰確実なのになァ〜 |
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くっそ〜!鴨が捕れんとどうしようもない 手ぶらじゃ帰れんから、こいつでも持って帰るかな? ちょっと味見してみよう・・・U⌒〜⌒Uもぐもぐ ゲッ!セイダカアワダチソウを食べてる((= ̄□ ̄=)) 「それはちょっとダメだと思いますよ〜」^^; |
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しょうがない、「観音水」や言うて嘘ついて、この水持って帰ろう ついでに喉が乾いたから グビ・グビ・・・ 「随分器用に飲むんですね〜」(^ー^) |
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「ダムの水や言うたらアカンで」 「はっはいっ!黙ってます」 「もうそれ位で良いんじゃないですか?」 「どうせ私に持たせるんでしょ?」 |
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水飲み過ぎたら、おしっこしたくなちゃった ^ェ^;> 「まぁ!こんなところでトイレなんて・・・」(。・_・。 )ポッ |
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∪`ェ´∪σ゛「帰る前に、ここ安いからガソリン入れなさい」 「・・・で、差額で野菜でも買って誤魔化さんとなぁ〜」 「残ったら、何か買って食おう!」 「それは良いですね〜たまには息抜きしなくっちゃ!」 「ホントにボスってワンマンなんだから・・・」 |
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鴨は食えなかったけど、おやつがあるから良いさ! 「えっ!私はこんなの食べられませんよ」 「ありゃ!こんな美味いものが食えんとは」 「歳で歯が立たんのか?それとも偏食が過ぎるのか?」 「ううぅぅ・・・」 |
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・・・と言う訳で、おばはん秘書とのくだらんミッションは終わりました ´ェ`=3=3 レポートにはなんて書いたら良いんだろ?頭が痛ぇ〜! とり合えず、鴨なんて居なかった・・・って事にしとこっと |