亜希子・オレオレ詐欺に引っかかる!

♪リリリ〜〜ン!その電話は突然かかってきた!
おっさんが何か問題を起こしたらしい・・・U+_+U

「モシモシ・パパだけど・・・」
「大変な事になっちゃったよ〜。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!」
U・_・Uん?

「モシモシ、お電話変わりました、弁護士のサギ尾と申します」
「実は、パパさんが友達の大切なお酒を、全部飲んでしまいましてね〜」
「その友達、告訴するって怒ってらっしゃるのです」

「ここは示談と言う手がありますが、どうでしょう?」
「お詫びとして、お菓子をいっぱい送って頂けないでしょうか?」

「え゛〜!おっ、お菓子を?そっ、それも、いっぱい ?」
やなこった!それに、酒の代わりに何でお菓子なんや?
「そんな人、知りませ〜ん」 ガチャ〜〜ン!

のん兵衛のおっさんのために、大切なお菓子をやれるもんか
これはうちの命なんやからな
リリ〜〜ン♪ またか!しつこいな〜、も〜!

「モシモシ、サギ尾です 急に切らないで下さいよ」
「何とかお願いしますよ でないと、パパはおうちに帰れませんよ」

「全然OKです!おばはんがいるからご心配なく!」
(* ̄ロ ̄)ゲッ!「でも、ママが悲しむと思いますよ〜」

U-ェ-;Uゞウーン「うぅぅぅ・・・しょ・しょうがない、送りゃ良いんでしょ・送りゃ!」
こっ、このお菓子ともお別れか〜 悲しいワ〜ン!UTェTU
こんな事なら夕べ食べときゃ良かったな〜

泣く泣く、大事なお菓子を全部送る事になってしまった亜希子
でも、少し誤魔化して、ベッドの下に隠したのは誰も知らない・・・
せこい奴!
付いて行きそうやな〜〜!
「元気でな〜!」UTェTUノ~~~とほほ

飛脚に頼もうか、それともペリカンかクロネコか・・・
運賃の安いとこにしようっと!
チリリ〜〜ン♪その夜遅く、携帯が鳴った!

「モシモシ・亜希子か?ウィ〜ッ♪」
「酔っ払っちゃった^^;ママに迎えに来るように言ってくれ〜」


「おいおい、その前にお礼ぐらいは言わんか!」

「はぁ〜ん?お前、なに言うてるん?」
「なんでお前に礼を言わないけんのや! アホ!」
U・_・Uん?なんか変だぞ!あのお菓子はどうなったんだろ?

茶色い亜希子が青白くなって、じゃこてん町を訪ねてみると・・・山の中

......\U≧_≦Uぎょぇぇぇ
「誰も居らん!だ、騙された〜!」
「お菓子はどこだ〜〜!」
「亜希子ちゃん、元気出しなさいよ〜 」
「お〜い、しょぼくれてるな^^インディ亜希子が泣くぞ」(≧ε≦)ぷッ!


「うっせ〜!これも、おっさんのせいやぞ!」


命の次に大切なお菓子を騙し盗られた、亜希子はふて腐れていた
お菓子さえあったら、こんなもの食わんでもエエのに・・・
もう少し誤魔化しときゃ良かったかな〜

「チクショー!今に見てろ〜!食い物の恨みは忘れんぞ〜!」

菜の花を食って飢えをしのぐ、惨めな亜希子がそこにあった
続く・・・かも知れない^^;



       
  ふりだしに戻る?
      ひとつ戻ってみる?



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