未知との遭遇
先日、四万十川へ行った時、怪しい奴に出合った・・・
「亜希子、ここが四万十川やぞ」 「あ、そっ!」 「なんだ、気のない返事だな〜」 「そんなことより、早く遊ばせてくれ〜!」 |
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「ほれ、これが有名な沈下橋やぞ」 「あ、そっ!」 うちは橋なんかにゃ興味はおまへん、遊べりゃエエねん U・_・Uん?あれは何だろ? ちょっと行ってみよう・・・ |
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ありゃ! アホ面の犬が来たぞ せっかく気持ちよく甲羅干ししてたのになー 面倒だから、さっさと川に入ってしまおう・・・ごそごそ |
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こいつはなんだろう? 背中は硬いし、不気味だな〜! ゲッ!通せんぼされてしまった・・・困った! |
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足と首がちょこんと出てるだけ・・・ それに、小さいシッポやな〜! ゲッ、動いた!攻撃してくるのか? |
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「おい、ワンコ!シッポ垂れてるじゃないか」 「さては、びびってるな!」^^ あっ、喋った! 「うぅぅぅ・・・ち、ちがわい!」 |
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もう少しで川だ、それ!・・・ごそごそ 「逃げる気か!」 「ワン・ワン!」 敵が逃げると見るや、とたんに強気になる亜希子だった・・・ |
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「あはは、ワンコの相手するほど、暇じゃないよー」 「ほんじゃ〜ね〜!」 「オイオイ、何処へ行くんだ?溺れるぞ!」 |
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「ホーレ!ここまで来てみぃー!」 あそこは深くて、ちょっと行けん U+_+U |
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右から回ってみよう・・・ダメだ 「あはは・・・!」 |
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じゃあ、左はどうだろう・・・こっちは、もっと深いや 「ワンコ!泳げんのんか?」 「情けないの〜!」 「う、うっさい!」 足の届かない深さは苦手な、亜希子だった・・・ |
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びっくりしたな〜、世の中にはあんな奴が居るんだな〜! おっと、あいつに気を取られて遊ぶの忘れるとこだった 切り替えの早い、遊ぶ亜希子がそこにあった(笑) |