犬が出来てきた亜希子^ェ^
誰かがボスのかつおを食ったらしい
当然、食いしん坊・亜希子に疑いの目が・・・
「亜希子・お前知らんか?」 「知りませんよ!うちを疑うんですか?」 「うーん、そう言う意味じゃないんだが・・・」^^; |
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「そう言いながら、疑ってるんですね」 「頭にきた!仕事、や〜めた!」 「ス、スマン、機嫌直してくれよ、ホレッ!刺身やるから」 |
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くそ〜!いつもうちを疑いやがって! いったい何処のどいつが・・・ 絶対この手で犯犬をあげてやる! |
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こうなりゃ、どんな卑怯な手でも使ってやる! 亜希子は禁じ手の、おとり捜査を思い立った そこで、残った頭の兜煮を置いて木陰から張り込みを続けた・・・ |
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苦節三年(笑)そいつは、ついに現れた! 最初にスープを、次に兜煮を美味そうに食いだしたではないか・・・ こいつ、あの亜希男に似てる気がするな〜
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「こら〜、お前は亜希男だな!逃げたらお尻ペンペンするぞ!」 「かつお食ったのもお前だな」 「うぅぅ・・・ち、ちゃいます」 |
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「しょうがない、白状せんならこうしてやる!」 「どうだ!もう、お菓子も食えんぞ!」 「スミマセン・・・うちが盗み食いしました」 「出所後、世間の風が冷たくてつい・・・」 |
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「亜希子、よくやった!これで昇進だな」 「あの〜、お願いがあるんですが・・・」 「亜希男の事、許してやってくれませんか?」 「考えてみれば、あいつも可哀想な奴ですから・・・」 |
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亜希男は、アニマルセラピー犬として介護施設で働く事となった 「あそこは、おっさんの友達の所だから心配ないよ」 「でも、仕事中はサングラスは外せよな」U^ェ^U 「ありがとうございました この恩は忘れません」 「亜希子も犬が出来てきたな〜!」(^ー^) |