亜希子・リホーム詐欺に利用される!
ある昼下がり、亜希子はだらしない格好で寝ていた
そんな時、突然亜希男がやって来た・・・
「こんちゃ、ご無沙汰しています」 「おお亜希男じゃないか・・・どうした?」 「「リフォーム会社に再就職したので、挨拶に来ました」 「そうか、やっぱりアニマルセラピー犬は無理だったか」 |
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「ありゃ!このダンボールハウス傷んでますね〜」 「そう言えば、寝ぼけて前に引っかいたっけ」^ェ^;> 「お世話になったお礼に、サービスで直してあげましょう」 「スマンな〜!」 |
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「それじゃ、この契約書にサインしてください」 「ん?これって白紙じゃないか!」 「あ、間違えた!サービスだから要らねーんだった」 「お前、まっとうな仕事してんだろうな」ぁ ゃι ぃ・・・ 「は、はい!真面目にやっとります」^ェ^;>アセアセ |
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ちょんちょん・ペタペタ・・・ 「これで地震が来ても大丈夫ですよ」 もっとも、補修しなくても大丈夫なんやけど、黙っとこっと |
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その後、亜希男は近所をセールスして回っていた・・・ 「クッキーさん、ここ錆びてますね〜 これはシロアリの仕業ですよ」 「シロアリって鉄は食わんだろう!」 「何言ってるんです、最近のは何でも食べるんですよ」 「ほっとくと大変なことになりますよ〜」 「亜希子さんのハウスも直しましたし、あなたもお願いしますよ」 |
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「シマばあちゃん・・・あなたのお家もひどいですねえ」 「そうなのよ〜、恥ずかしい」 「ガムテープ工事・・・ジャーキー1袋で直しませんか?」 「私は亜希子さんの知り合いだから、任せてくださいよ」 「そうかい、それなら安心だね〜」 |
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しかしその後、あちこちから苦情の葉書が届いた 「あんたの知り合いだというので信用したんだが・・・」 「そうだわ、なんとかして欲しいわ・・・」 シマばあちゃんはジャーキー10袋、クッキーは歯磨きガム20本・・・ みんな、騙されて白紙の契約書にサインをした結果だった |
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「みんなごめんなさい」 「うちの名前が出たばかりに、信用したんやね」 亜希男を捕まえ、これ以上の被害が出るのを食い止めなければ・・・ |
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「フフフ・・・上手く行ったぞ」 「これで当分お菓子には困らないぞ」┌l笑l┘えへへ・・・ 相変わらず、懲りない亜希男であった つづく・・・ |