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「もしもし、カンカンハウスのリホームしませんか?」
「アスベスト塗装はガンになりますよ!」
..。・゜゜・UTェTU・゜゜・。ウワーン!!
亜希男の騙しのテクニックは、巧妙さを増していった・・・ |
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そんなある日、ボスはアーク長官に呼ばれた
「実は、最近マスコミがうるさいんだ」
「懲罰委員会に亜希子の処分をはかってくれないか?」
「分かりました」
「その前に、公聴会でみんなの意見を聞いてみましょう」 |
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レディ教官は部下達を引き連れて公聴会にやってきた
教官になって、初めての舞台がこんな事とは・・・
「長官、亜希子は悪くないと思います」
「騙されたのは、亜希子の名前を利用されたからで・・・」
「裏返せばみんなに信頼されてるって事ですよ」
(。ー_ ー。)うーん? |
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「私もそう思います レディの言うとおりです」
「騙されたのは私の不注意です、決して亜希子のせいじゃありません」
傍聴券が無く、窓の外から様子を見ていたはな調査官・・・
思わず、大きな声を上げてしまった! |
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「そうだよね〜はなちゃん 私たちもそう思うよ」
「亜希子ちゃんが罷免されると、“亜希子の大冒険”も困るしね〜」
傍聴席の3にゃん達も大きく頷いた
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次に、まさる刑事が発言した
現在、特殊事件の内偵中のため、顔は出せないのだ
「あいつは人を食った所があるけど、気の好い奴です」
「我々も亜希男逮捕に協力しますから、寛大なご処置をお願いします」
手下がまさるの代わりに頭を下げた |
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最後にボギー捜査官が、赴任先から衛星中継で意見を述べた
「過去のファイルを調べたところ、なかなかの人情家ですね」
「今の情報局には、亜希子は必要な人材(犬材)だと思われます」 |
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「そうだそうだ!アッコちゃんが辞めさせられるなら、僕も辞める!」
「そんな局なんてまっぴらだい!」
普段は温厚なハチ情報員も、係員の制止を振り切って声を荒げた! |
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「よし、これで決まりだな!決を採るまでも無い」
「これからは、亜希男の逮捕に全力を尽くしてもらいたい」
のび太委員長は静かに席を立った・・・ |
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みんなのお陰でなんとか処分は免れた亜希子・・・
「みんな、ありがと〜〜!」 UTェTU
「みんなのためにも、きっと亜希男を捕まえるよ」
つづく・・・ |