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わたしに似てるなんて許せないわ、なんとか捕まえなくっちゃ！ 草の根をかき分けても探してやるぅ〜！ ともこは必死に、自分に似ていると言われる犬を探し回った |
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みつお巡査は“ウォールクラッシュ”の練習がてら、不審犬を探していた 「茶色の犬っていないな〜！いったい何処に居るんだろ？」 「みっちゃん、練習もいいけど網戸破かないでね」 ･･･虫が苦手なアイ婦警であった |
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トレジャー情報員は、捜索中に柴犬に出くわせた 「おい！亜希男、まだ悪いことやってんのか？」 「えﾞ〜ボ、ボクはそんな名前じゃありませんよ」 「ホントだ、グラサンもしてないし･･･でも、よく似てるな〜！」 ケケケ･･･間違ってやんの  |
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そうこうしてるうち、なな婦警の管轄下でも被害が発生した 仮眠用ベッドとエステ用のキャットスパが、哀れな姿に･･･ |
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「これ齧ったの、だ〜れだ？イヴかい?」 「イ、イエ！わ、わたしは知りませんデス･･･」  ばれたら怖いから、とぼけとこ･･･この事件も、結局犯犬の仕業にされてしまった･･･（笑） |
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U^ｪ^Uぷぷぷ｡｡｡！犯犬もいい迷惑だこと でも、イヴちゃんはまだ若いから、しょうがないね〜 いつも温厚で優しいゲン先生だった |
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「いったい犯犬はどこに居るの？チエパンさん教えて･･･」 「教えてくれたら、食べないであげる」 思い余ってチエ婦警は、チエパンに聞いてみた 「じゃあ、ズバリ言うわよ〜！犯犬は水のそばに居るわよ！」 |
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とぼけた犬はチエパンの占いどおり、近くの河原で毛繕い中だった あ〜〜、かゆい・かゆい |
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ん？あの犬は･･･そうだ、確か手配中の犬だぞ 困ったな、今、手が放せない･･･ 亜希子に連絡を入れとこう  おりしも、水難救助中のセナ情報員も奴を発見した |
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「こんな近くに隠れてたのか、まて〜！」 セナ情報員の通報で、亜希子は犯犬を追いかけた･･･ が、スピードが違った Ｕ+_+Ｕ 「へへん、ここまでおいでっと」 |
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ダメだ、あれじゃあ逃げられちまう 「亜希子おばちゃ〜ん！僕達も手伝うよ〜！」 どどどど･･･ε==ε==3 ∪`ェ´∪ ヘンリー達は、亜希子の代わりに犯犬を追いかけた |
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ん！あれは亜希子･･･このままじゃあ、取り逃がしそうだな いっちょ、助けてやるとすっか！ 「はさみうちだ〜！」  アンディ情報員も全日本ラグビー合宿を放り出して、犯犬を追った |
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「こしゃくな奴らめ、オレ様に勝てると思ってんのか！」∪`ェ´∪ 「ぎゃ〜！い、痛〜い！」 「みんな、き、気を付けろ！こいつ、なかなか手強いぞ！」 追いつめたビーグル軍団は、逆襲にあってしまった |
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その時、ようやく亜希子が追いついた 「みんな任せとき！格闘ならちょろいもんや」 ぐぃっ！ ズデ〜〜ン！ 「ゲェ〜！」 |
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「おら〜！食われたくなかったら、大人しくしろ〜！」 「ぎゃ〜〜！く、食われる〜〜〜！」 「分かりました、もう手向かいしないから、齧らんとって下さい」 こうして、器物損壊大事件はやっと解決した U^ｪ^U ﾜﾝ! |
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「まさるさ〜ん、お陰様で解決できました、ありがとうございました」 「ドラゴンズ優勝だ〜〜！嬉しーにゃ〜ん！」 「勝利の美酒は美味しいにゃ〜ん、ヒック・ひっく･･･」 ･･･あらら、さっそく祝杯ですか？おめでとー！ |
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「しゅうく〜ん、お陰さまで･･･あれまっ！寝てる」 昇進試験中だったんだね･･･アリガトウ ＵＴｪＴＵ  後日、３にゃん連名でお祝いメッセージが届いた･･･ よかったにゃ〜(=^・^=) |
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このお方はとぼけた顔してるけど、怒ると怖いんだな〜！ これからは気をつけなくっちゃ･･･ 「･･･腹へったな〜！」 普段はいたってのん気な亜希子であった･･･ |
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そして、とある昼下がり･･･ 懲罰として、ボランティア土木作業に汗を流す犯犬“ともべえ”がいた  「くっそ〜、今に見てろよ！」しかし、反省の欠片もないふてぶてしい姿がそこにあった･･･ |
みつお・アイ・トレジャー・なな・イヴ・ゲン・チエ･セナ･ヘンリー・アンディ・まさる･フム・しゅう・らら
ありがとうございました
