秘密基地・猛特訓!
秘密訓練を行っていたため、しばらく“大冒険”の更新が滞っており、申し訳ありませんでした
極秘の内に処理するつもりでありましたが、情報公開法により、やむなくここに公にすることといたしました
国民の皆様には、過酷な訓練を認識して頂くことにより、よりいっそうのご支援を賜りますようお願い申し上げます


夜通し車に揺られ、強行軍でやっとこさ秘密基地へ着いた2匹・・・
「うぉっす!亜希子情報員、到着いたしました」
「こんちゃ!ともちゃんまん、ただ今到着しました」
ノー天気な2匹には、これから起こる過酷な訓練のことなど知る由もなかった・・・


「は〜い、最初にメディカルチェックです・・・」
「う〜ん、ともこは栄養失調気味かな?亜希子はデブ気味だし・・・大丈夫かな?」

ほっといて下さい!」\U`ェ´U

「それに引き換えライアンは健康体ね」 \U^ェ^U/わ〜ぃ!


いい加減なメディカルチェックの後、さっそく過酷な訓練が始まった
樹海でのサバイバル訓練・・・
「帰り道が分からないよ〜!」「腹が減ったな〜!」
地獄の急流渡り・・・
「冷たいよ〜!」
ガチンコ格闘術・・・
「どりゃ〜!」「ぐぇ〜!い、いた〜い!」


当局も心得たもので、息抜きのフォークダンスなども取り入れられていたが、それだけでは緊張の糸は解れなかった
(ひょっとして、相手に不満があったのかも?・・・^^)
今までぬるま湯生活に浸っていた2匹は、夜はヘトヘトになって爆睡する毎日だった


うぅぅぅ...もうヤダッ!帰りたい!・・・ともこはついに根を上げた
「チクショー!しっかり戸が閉まってる!」
「こうなったら、穴を掘ってトンネル脱出だ!」

・・・でも、映画の“大脱走”のようには上手く行きません

     
「辛いのはみんな同じなのよ。一人前の秘密情報犬になるためには我慢するのよ」
「内緒だけどね、訓練終了時にはすごいご馳走が出るそうよ」

「ハ、ハイ・・・が、がんばりまちゅ〜!」
レディ教官に諭され、ご馳走と言う言葉にグラッときたともこだった^ェ^v

さすがレディ、気配り上手だな〜!ああやって部下を掌握するのか・・・
亜希子は、幹部としての心得を感じ取った


「さあ、修了証書代わりだ、食べなさい」・・・そんなこんなで、ついに打ち上げの日がやってきた
今回はいろんな辛いことがあったのだが、“ご馳走”と言う言葉だけで何とか訓練修了まで我慢できた2匹だった
「おぉ〜〜待ってたぞ〜!食べるぞ〜!」


「レディ教官、ともこが世話になったね、ありがとうネ」
「ともこはね、すばしっこいから、鍛えたら良い情報犬になると思うわ」
「あなたも早く昇進出来るといいわね、頑張ってネ」


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なんて言ってるうちに、亜希&とも担当地域では、怪事件が起こっていた
ダイコン事件・キャベツ事件・ももちゃん事件・・・


友情出演(敬称略)
レディ・ライアン・ヘンリー・バーディー(キャベツ)・アンディー(ももちゃん)
ありがとうございました





       
  ふりだしに戻る?
      ひとつ戻ってみる?




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